この同期会発足の理由をHPで知り、小沢先生がおしゃった「友達を大切に、仲間を守れ」の言葉に強く惹き付けられました。
私達が子供の頃、自由、平等、平和の時代がやってきたと喜んだりもしたけれど、生きていくには自由なんか制限されるし、平等でもない。友達はライバルだし、この世は弱肉強食なんだと思いつつ、何かが間違っているけど何だかわからないというモヤモヤ感を拭い去ることの出来ない私でした。
歴史の先生でもある小沢先生は何を言いたかったんだろう? その答えを探すために、御茶ノ水女子大学の藤原正彦教授の書かれた「国家の品格」を読むと、武士道精神?とやらが書かれている。 次に読んだのは新渡戸稲造の「武士道」。歴史の苦手な私には難しい。 この中から見つけた答えは、これ。こじ付けかもしれないけど、
武士道精神の中の、<勇> 義を見てせざるは勇なきなり <礼> 人とともに喜び、人とともに泣けるか
もしかしたら、私が探し求めていたものが、武士道精神なのかもしれません。 私の父からも聞いていたのに。私は腹切りのことと勘違いしていました。これにもっと早く気が付いていたら、子育てにも多いに参考になりました。しつけやいじめなどで、してはいけないことは、はっきり、強く他人の子供でも迷わず言えるから、問題解決法が簡単だったと思います。仕事の場でも、この精神を基本理念としていたら、ちょっと、違っていたかもしれません。
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