都立府中高校第１２期同期会　先生方のご挨拶

都立府中高校第１２期同期会

先生方のご挨拶

１組遠藤　克先生：欠席

２組野村乙二朗先生

３組筒井睦夫先生

４組小沢郁郎先生：物故

５組横山正治先生：欠席

６組鈴木良吉先生

７組中田道夫先生

８組岡﨑當雄先生

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１組　遠藤　克先生

現在都立小山台高校に勤務
しております。
学期末故行事、会議等で申訳け
ありません欠席させていただきます。
皆様によろしく。

　※先生がご欠席のため、返信はがきの通信欄の内容を掲載させていただきました。

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２組　野村乙二朗先生　　塞翁が馬

　こんばんは、野村です。実は私は、諸君の担任といっても、髙木先生のあとを継いだピンチヒッターでありまして、約半年くらいしか担任をしていなかったのであります。
担任を引き継いだときの諸君は、髙木先生を始めとする若い先生方に慣れているというか、担任をやってても非常に気が重かったんでありますが、ところが諸君の方がちゃんと大人でありまして、２学期の文化祭で喫茶店に「乙二朗」という名前をつけてくれまして、大変気が休まったわけであります。
まあ、あんまり長い話をしてもご迷惑ですから、今日はこれ位で。

　※ご挨拶の冒頭がうまく録音出来ていなかったため、不完全な収録になってしまいました。失礼！

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３組　筒井睦夫先生

　こんばんは、相変わらずの筒井です。皆さん本当に立派になって、僕が相変わらず高校生みたいな感じで、毎日相手にしているのが、ちょうど皆さんの子供さんと同じ年代を相手にしているのですから、精神年齢もズーッと若くて、ひょっとしたら君達より若いかも知れないな。
今もバイクに乗ってます。ちょっと大きくなりまして、１３００のバイクで日比谷の方まで通っております。
　変ったことと言いますと、あ、変らないことね、変らないことと言えば、相変わらず１５才から１８才の若いピチピチとした、坊や達・お嬢さん達を相手にして、元気で楽しくやらして頂いてる、これが変らないことですね。変ったことと言いますと、頭が薄くなった。それから、嬉しいことなんですけど、先月孫が出来た。ちょうど君達が２年生のときに生まれた女の子ですけど、その子がお母さんになったんですね。ですから、ちょうど皆さんの子供さんたちと同じような感じになってると思います。皆さん、１年ずつやっぱり歳をとってるんですね、一緒に。そういうことをやっぱり実感しました。これからも、あと６年ほどですけど日比谷でやって行きたいと思ってます。
　柔道も続けています。柔道も高校生相手におもちゃにさせて頂いてます。高校生をバッタバッタとなぎ倒しながら、悦に入ってると、そういう生活をしています。元気でやれるうちは、元気で楽しくやって行きたいなと思ってます。
ここにおられる先輩の先生方とも、毎年何人かは一緒に旅行したりしてるんですけども、仲良く・元気に、これがなによりかなと思います。これからも、元気で楽しくやっていただければと思います。
この会が長く続くことを祈っています。今日はどうもありがとうございました。

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４組　小沢郁郎先生

　昭和５９年（１９８４年）８月２０日に脳溢血のため享年５９歳で小沢先生が亡くなられてから１５年がたちました。ここに掲載した写真は昭和５５年に旧２年４組の同窓会を開く際、クラス担任だった小沢先生をご招待するため、当時の府中高校・社会科の教員室にお邪魔したときに撮影したものです。
　当時の先生は、戦時中の清水高等商船学校でのご自身の経験に基づいて書かれた小説「破魂」を昭和５３年に大谷直人の筆名で自費出版されたあと、翌昭和５４年にそれが「青春の砦」と改題されて新潮社から出版され、さらには昭和５５年９月から始まる青年劇場という劇団による「青春の砦」舞台上演のための準備に追われるといった多忙な生活のさなかだったため、残念ながら同窓会には出席していただけませんでした。
ですが、出席できないのなら、せめてかつての教え子にメッセージだけでももらえないだろうか、と食い下がると、それなら、と勝手なお願いを快く引き受けてくださり、持参したテープレコーダーに肉声でお祝いの言葉を録音してくださいました。今でも、メッセージの内容を大急ぎで簡単なメモにまとめ、それを手にしながらマイクに向かって暖かな口調で録音に臨んでくれた先生の姿が目に浮かびます。
　今回、そのメッセージを皆さんにもお届けしようと、押入れの中を漁ったのですが、残念ながら当時の同窓会の席上みんなで懐かく聴いた、あの小沢先生の肉声が収められた貴重なテープは、管理人の不行き届きにより紛失状態です。けれど・・・テープはなくなっても、小沢先生の想い出が同期生みんなの心からなくなることはないでしょう。

　※先生ご本人からご挨拶を頂戴できないため、管理人の個人的な思い出を掲載させていただきました。
　※青年劇場による舞台公演は、昭和６２年１２月までの８年間・延べ７４７回におよび、青年劇場の公演ではベスト１０に入るものになったそうです。
　※小沢先生は昭和５８年にも、「つらい真実」という特攻をテーマとしたノンフィクションを同成社から出版されています。

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５組　横山正治先生

ご案内、有難うございました。
当日は、スイス・フランスへの旅に出かけ
ていますので日本にいません。どうぞ
悪しからず。現在６２才ですが元気です。
皆様のご健勝、ご健闘を祈ります。

　※先生がご欠席のため、返信はがきの通信欄の内容を掲載させていただきました。

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６組　鈴木良吉先生　　健康第一

　こんばんは、鈴木です。今日は会合がダブルヘッダーなもんですから、少し入ってます。話が頓珍漢になるかも知れませんけど、失礼します。
　現在は、職業なしです。裏の仕事というか、専ら遊び歩いてます。教員のときにはせっせと働いたから、教員が終わったら私は少し遊ぶよと、宣言してまして、あっちこっちに行っております。去年の９月にシルクロードへ行ってきまして、今年は５月に四国の八十八箇所礼に、信心が半分遊びが半分、本当は信心が三分遊びが七分くらいかも知れませんけども、車で３０００キロばかり走ってきました。ま、そんなような生活で今のところは悪いところはそんなにありません。ただ、膝がちょっと痛いのと肩がですね、四十肩と言いたいんですけれども、六十肩か七十肩になっております。
　今日は皆さんの元気な顔を見せてもらいたい、と思ってやってきましたけれども、本当に盛会で、みんなのちょうど中堅で社会を支えている自信を持った顔を拝見させてもらって、本当にありがたいと思います。これからも元気で働いてください。そして、私くらいの歳になったら大いに遊んでください。
今日はどうもありがとうございました。

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７組　中田道夫先生　　いつでも夢を

　どうも、みなさんこんにちは。私は４６年に府中高校へ、確か３０で来て、即小沢学年の２年生、３年生と担任を持ちました。そのあと、野村学年に入れてもらって、府中高校は大変いい学年に入っていて、いい思い出のある学年です。
　府中に１２年居て、５８年に教育委員会の方に出て、４年前八王子東に行きましたら、３年７組の市村さんと永川さんのお子さんが八王子東に入ってきて、偶然、保護者として会って旧交を温め、非常に懐かしい思いを致しました。そういう意味では、府中高校が母校というか、結局５８年に府中高校を出ましたから、高校の最後の卒業の学校という印象があります。
今日は本当にありがとうございました。

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８組　岡﨑當雄先生　　往時茫々

　岡崎です。久しぶりに、こういうところに顔を出して、とても愉快に思ってます。職員の席を見たら１３人も集まってますね。我々の同窓会じゃないかと思ってます。
　今は、なにもしてません。せいぜい、玉川上水の辺りを散歩しているだけですが、あそこは爺さん婆さんが全部散歩してましてね。私はいつも家内の監視付で散歩してます。女房がついて来るんですね。ついて来なくてもいいよ、ってもついて来るんです。途中で立ち飲みの交遊があるからダメだ、一人じゃ行かせません。で、とても困ってるんですが、なんとか元気で遊んでます。
どうも。

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生物　西澤幹雄先生　　また逢いましょう

　こんばんは。今まで担任の先生方のお話でしたけども、私は担任をしておりませんでしたけど、今日はお招き頂きましてありがとうございます。皆さんと一緒に遊んだ府中高校は、私も若い頃、府中高校に１８年居たので、私の母校のようなもんです。
　それから転勤したりしまして、定年退職して、現在は高尾の自然科学博物館というところに嘱託として勤務しています。高尾山の麓です。ですから、もし高尾山においでの方は是非寄って頂きたいと思います。で、朝から晩まで生物漬けになっております。生物部とか或いはテニス部なんかで合宿をしましたけれども、今年は博物館に来る高校生と一緒に片品村(?)というところへ行って、久しぶりに生物の合宿をやるというのが今月末に入っておりまして、君達と一緒に過ごした時代を、また思い出しております。
　こういう会をこれからも続けてもらいたいと思います。そのときは、また、担任ではないけれども呼んで頂きたいと思っております。それでは、また是非お会いしたいと思っておりますので、博物館にはおいで頂きたいと思います。
じゃ、どうも、ありがとうございました。

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英語　輿水重雄先生　　人は努力する間悩むもの

　こんばんは。私を覚えていてくださる生徒、ちょっと手を上げて下さい。どうもありがとう。
お誘いの便りを頂いたときに、担任の先生方及び生徒が懐かしく思っている先生方をお誘いするんだと、そういう文言でありまして、私も担任ではありませんでしたが、懐かしい先生の中に加えていただいたようで、誠に感激致しました。どうもありがとう。
　昨今、学級崩壊なんていうおぞましい記事が新聞をにぎわしておりますね。私にはとても考えられないことが書かれております。私が府中高校に勤めておりました頃、特に皆さんの時代を中心にして、私も勤めておりましたが、私の授業中には、物音一つ立たないといってもオーバーでないような雰囲気でありました。
例えば、今でもその光景を思い出しますが、隣の人に消しゴムを借りる人がいるんですね。その生徒も実に控えめに隣の生徒に手を出しておったと。そういう状況を今思い出します。そういうことを考え合わせて、私のような堅物の教員が、暖かく君達のおかげで、勤められたことは今考えても非常にありがたいことだと思っております。
　私も、還暦を過ぎまして歳も行きましたけれども、この歳になりますと、過去のことを振り返ることも多いんですね。その中で私が非常に強く思うことは、過去の人生考えますと、いろいろな人と接してきたわけですが、私の仕事は教員という仕事でありましたから、生徒に接する機会が多かったわけですね。教員というのは、自分の感情の起伏もありますし、そういつも聖人君子でいられないわけです。そういう場合に、私の言った何気ない言葉が生徒の誰かを突き刺したような、そういう印象を与えた場面もあるんじゃなかろうかと、そういうことを今の年齢になって感じることがあります。もし、あなた方の中に私からそういう経験を受けた方がいましたら、是非この際お許し頂きたいと思います。
　今、非常に経済状況が悪いですね。あなた方は今ちょうど、四十何才かですね。社会的にも企業人としても、中堅どころにいると思うんです。いろいろ経済状況が悪いなかで大変な時代だと思いますが、この悪環境を乗り切ってご健闘下さい。
まだまだ、話したいこと沢山あるんですが、どうも失礼しました。

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地理　平戸　登先生　　皆さんお元気ですか

　私のこと覚えてくださってる方、ちょっと手を上げてくれますか？
私の方はあなた方の１年上の学年だったもので、すっかり皆さんのこと忘れちゃってたもので、今日も始めは欠席の方につけて来ないつもりだったんですね。でも未練がましいところがあって、もし先生方が少なかったら呼んでくださいなんて、バカですね。幹事の人はちゃんと誘ってくれるに決まってますよね。それで、つい、来てしまったんですけど、全て忘れてるかというと、少し覚えてるんですね。でも、成績までは覚えてませんから、そういう点では忘却しております。私も、多分、ウケを狙って変な授業ばっかりやってたと思います。でも、それも許してくださいね。もうこれも時効だと思っております。
あとは、お互いに長生きして、これからもずっと長生きして、健康で正しいことをして頑張って行きたいと思ってます。
じゃ、すいません。

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地理　高橋睦夫先生　　夢を大切にしよう

　こんばんは。平戸先生と半分づつ１年の地理を教えたんです。ですから、平戸先生に習ってない人は私が教えてる筈ですし、私が教えた方は平戸先生からは習ってないですね。
　案内貰いました、２６年たったんですね。２６年に高校３年生の１８を足してみました。４４ですね、だいたいの方が。一番今大変なときですよね。外では中間管理職とか一番大変な仕事を担わされてるし、もしかしたら、お家では高校生のお子さんをお持ちの方が多いんじゃないでしょうか。
　私があなた達を教えたときは、私は３１です。あなた達の印象は、今の時代に比べるととても政治的でした。あなた達は覚えてますか。１年の時の文化祭のテーマが教育問題なんですね。いきなりあんなテーマだったんで吃驚なさったでしょう。でも、あなた達は一所懸命やって、ある程度世間について発言できたのがあの時代だと思ってます。
それに、あのときは大阪の万博がありましたよね。それから、ベトナム戦争の和平交渉も、あのときあったんですよね。日中和平もあったですね。沖縄返還もあったですよね。ものすごく、いろんなものがあなた達の学生時代を揺さぶったんだと思います。
　でも、どうでしょうか。いまのお子さんを見ていられて、あのような時代のあのような社会に対する関心っていうのが今のお子さん達にあるかなって、その辺が疑問なんです。あまりにも管理されちゃって小さく縮こまって、あの時代はラフだったけど夢を追ってた、それが今の生徒達には無い。今の生徒達が悪いんじゃなくて、やはり時代がとても苦しくなってるんだと思います。周りを見渡して、皆が自分とお子さんを管理してるから、私もしなくちゃいけないかなんて、自分のお子さんを見ないで欲しいと思います。自分の高校時代を考えてみて下さい。適当にやってたってちゃんとやってくんだ、と緩やかな気持ちで自分達とお子さんを見守って欲しいと思います。
　この会なんですけども、同期会というのは私はこれで３回目なんですね。クラスを超えて同期会が出来るっていうことは素晴らしいことなんで、これからも続けてください。
今日はどうもありがとうございました。

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倫社　永上肆朗先生　　温故知新

　いま、ご紹介頂きました永上と申します。僕の場合は昭和４６年に府中高校に参りました。そのときは、中田先生と一緒に来たんですが、科目は、これがまた厄介な科目でございまして、倫理社会という科目であります。さて、この倫理社会というのはどんな科目だったかと申しますと、指導要領によりますと、人生いかに生くべきかと、こういう大テーマに向かって教えるということなんですけども、そんな大それたことが出来るんでしょうか。
（※この間、テープの裏返しに手間取ったため録音できませんでした。失礼！）
　この種の会合というのは大変珍しいんじゃないでしょうか。私も学年を持った記憶がありますけれども、どうもこういう風に盛り上がる気分には程遠い感じがしますね。
　本日ここに居られる若い男性の諸君、卒業生の皆さん、リストラに打ち勝って今後も大いに頑張ってください。１２期同期生の皆さんの発展をお祈りしまして、ご挨拶に代えさせていただきます。
どうもありがとうございました。

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数学　松澤正夫先生　　孤掌不鳴

　こんばんは。かなりの方から丁重な招待状をいただいて、さらに速達で一言話を、と言われました。今日見てますとね、数学科がだれもいないんです。６・７人の数学科をたった私一人で、皆さんをいじめた恨みをお詫び方々挨拶をさせて頂きます。
　この前の学年を西澤先生や高橋先生と一緒に持ったのが３年間やった一つ。最後に５２年に1年生だけ持って５３年によそへ参りました。従って１１年居ましたが、私の記憶では一つ思い出があるんです。
　今日は理科の先生と社会の先生が沢山居ますけど、私があるクラスでなぜ数学科が理学部に存在してて、文学部には無いんだろうかなぁ、そんな話をしたらある女性徒が、卒業後、文学部の数学科というのはどういうことですか、というハガキをくれた記憶があります。私は別に、そんな大それたことは考えてません。言ってみれば、数学の一つは人生を考える手立ての一つだ、と。じゃあ、哲学科と同じじゃあないのか、社会学科とも文学ともみんな同じだ、そんな程度の軽い気持ちだったんです。
　今考えてみると、単位を不認定にした記憶は、あんまりありません。覚えてる人は覚えてると思いますが、質問のある人は８時頃来なさい、と受け持った生徒の４・５人は面倒を見た記憶があります。
　私は５７年に中国に行ってきたんですが、むこうの大学生を日本に留学させる１年間の作業をやるわけです。今の中国は、だいぶ苦労してます。ちょうど日本が戦後苦労したのを思い起こしながら、彼らを見届けてきました。今、日本の各地の大学にそれらの人達が講師や助教授でおるようです。もちろん、中国の東部で一生懸命やってるのもいます。先ほどの話にもありましたように、自由で適当かもしれないがちゃんとやってきた皆さんと、カツカツやって頑張ってる中国と、果たして将来どっちが伸びるだろうか。ある意味で中国は大きな存在で、将来日本が消滅するかも知れない、そんな面も感じますが、どうか人間性を無くさないで、この日本を盛り立てる中堅としてこれからも頑張ってください。
今日はお招きいただいて、どうもありがとうございました。

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英語　久田　暁先生　　人生は九勝六敗を好しとす適当に限界を高くし過ぎずに

　こんばんは。長くなってしまうので私は短く言おうと思いますが、府中高校に一番長く居った、３０年間居った記録保持者でございます。在職中は、ハンドボールと英語とドイツの話が２０分づつ、まともな授業をやってなかったようです。退職後は、ハンドボールは離れるわけにはいかないですけど、なんと英語よりも中国語に重点を置いた生活をしております。
　というのは、退職しまして５０年ぶりに満州の昔の住居を訪ねたんですね。それと私の小学校。小学校も残ってました。私の古い住居のロシア風の建物も残ってました。その時から満州にのめり込んでしまって、中国語は２級になりました。ま、たいして自慢じゃないんですけど、必要に迫られまして、英語をちょっと横において中国語の勉強に時間を使っております。
他の先生方は遊んでおるといいますが、私は遊んでいません。忙しい毎日で、中国からの留学生を世話したり、私の分身でもある中国残留孤児の一家を世話したり、大変忙しいもんです。
　このところ、府中高校について私が面白いなと思ったのは、雨宮君が調布市の市会議員で１位になった。１位当選。私はすぐ電話して、調布市会議員選挙でお前は金メダルを取った、大したもんだと言って今後の議員活動を激励したもんですけど、本日来てるようですね。
　まあ、こんなような感じで元気にやっとリます。今日はちょっと蒸し暑くてね、心臓がちょっとおかしかったんで心配したんですが、多少狭心症の気があるそうです。皆さんも、今後まだ現役生活が続きますから、お体を大事にして、また元気で皆さんとお会いしたいと思います。これで終わりたいと思います。
どうぞ今日は楽しくお過ごし下さい。

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